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モーリタニア最終章

モーリタニアは自分にとってなんだか’夢の中の世界’だった。
’モノ’というものがとことん少ない、ほんとにシンプルな世界。’モノ’が溢れている日本に浸っている私からするとその世界は現実離れした夢の中の世界のようだった。
視界をさえぎるものがなく、ただ静かな風と柔らかい砂が自分の周りを覆っていて・・・。


そして人。モーリタニアの自然と同じように穏やかで、優しい人々。
彼らのもつゆっくりとした時間もまた’夢の世界’って私が感じた一つの要因なのかもしれない。

すべてがスローモーションで流れているかのような。
それが本当にここちよかった。


遠い遠いモーリタニア。
もうなんだかずっと昔のことのようだけど、砂漠で聞いた風の音は心の中にちゃんと残ってる。
| Yoko | モーリタニア | 22:11 | comments(4) | trackbacks(0) |
最後の日には

最後の日、再び海にきた。
最初に海に来た時、最後の日にも絶対この海に来ようと決めていた。


海では最初に来たときと変わらず、男達が漁に励んでいる。

波がいったりきたり。ザザーン、ザザーンと一定の間隔で波の音がする。
そして家族がのんびりとすごして。
いつきても夢の中のようなこの空間もモーリタニアの人からすればごく普通の日常なんだ。

船の影で休んでいると必ずだれかが
「Bonjour. sava?」
って声をかけてきて。そこからゆっくりゆっくりおしゃべり時間。
モーリタニアにいる間、bonjourとsava?を何回聞いたかわからない。いつもどこからともなく声を気軽にかけてくれる人々。


いつきてもこの海を目にすると夢の中にポツンと一人どこからかやってきたような感覚になる。

最後の日・・・やっぱり海にきてよかったと思った。
| Yoko | モーリタニア | 20:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
モスクと流れる時間と

モスクってやっぱり好きだ。

天井が高くて、音がボワンボワンと響いて、静かな独特のゆるい空気が流れていて、ひんやりとしていて、かすかに新学校の子供達が一生懸命コーランを読む声が聞こえて・・・。

ポツンポツンとモスクの中にいる人は、コーランをよんでいたり、ただ寝転がって昼ねをしたり。自由な時間を過ごしている。

私もイスラム教徒の格好をして端のほうに座ってみる。モスク独特の空気につつまれながら、モーリタニアのことを考えてみた。頭の中で流れるモーリタニアですごした時間。もう帰るときは近い。


食堂で食事をしているときもなんとなく、帰路のことを考えずにはおれず。
もぐもぐ口を動かしつつ、一人考え事をしていたり。そんな時間が増えてきた。
| Yoko | モーリタニア | 12:18 | comments(4) | trackbacks(0) |
食に悩む
モーリタニアではぶっかけ系のクスクスや米、それにセネガル料理のチェブジェンを食べたり。結構きにいっていた。

けど、ヌアクショットではひたすら肉とパンだった。




モーリタニア料理というのではなく、アラブ料理。チュニジアやイラクやらアラブ系の人がヌアクショットにレストランを出している。そこが安いし、宿から近いから。

最初の一回はおいしいのだけど・・・肉&パンはちょっときつかった。パンがフランスパンってのもきつかった要因なのかも(薄いピタパンだったら大丈夫だったんだけどな・・・)。一日でもうあっさりお米料理が食べたくなって食べたくなって。帰りの機内食で塩鮭と味噌汁がでてきたときはちょっと涙がでそうになった(笑)


そんな脂な時に重宝したのが、ROSEっていうミルク。500mlのパックを毎食後、がばがば飲んでた。なんだかお腹ががすっきりする気がして。

日本でも一週間に3本は牛乳パックを飲むのだけど、牛乳の力がこんなに自分にとって偉大だとは。新発見。
| Yoko | モーリタニア | 21:51 | comments(3) | trackbacks(0) |
キンシャサ

アフリカを旅していると、そこで出会う人も「チャドから来た」とか「ナイジェリアから来た」とか旅心がそそられるような国出身の人がたくさん。

海でであった彼は’キンシャサ’からきたらしい。
キンシャサ・・・ザイール(今のコンゴ)の首都だ。ザイール川下り、リンガラ音楽と魅力は非常に大きいけれど、自分にとって、最も’遠い’国の一つ。すごく行きたい、けど情勢だったり、アクセスだったり、あとは自分の勇気の問題やらでやっぱり遠い国。

昔、はじめての一人旅でトルコに行った時、同じようなことを感じた。イランとの国境近く、東トルコのドゥーバヤズットに行った時、「ほら、あの山を越えるとイランだ」といわれたとき、当時の私はほんと遠くまできたものだと思い、さらに、イランなんていろんな意味で’遠い’国で行くことなんてありえないだろうと思った。

それが、今となってはイランだったら自分にとって’近い’国の一つに感じている。旅をしているとたまに世界が’広く’なっていっているのか’狭く’なっていっているのかわからなくなるときがあったり。

イランと同じようにキンシャサも’近く’に感じる時ってくるんだろうか?それが嬉しいことなのか、寂しいことなのか、今の自分にはよくわからない。
| Yoko | モーリタニア | 21:09 | comments(0) | trackbacks(0) |

海にいった。




これでもかと、個性的なデコレーションされた船で男達は海にでる。

どこからが砂浜でどこからが砂浜じゃないのか。どこもかしこも砂のモーリタニアではきっと誰もわからないだろう。

ザザーンと波の音がして、家族連れの人達がのんびりとすごし、釣りをしていたりする人もいて。

海がキラキラ光っていて、だだっ広い海を目の前にゆっくりとした時間をすごしていると、自分が今現実の中にいるのか、夢の中にいるのかわからなくなる感じがして。なんだろう、なんだかすごく幻想的な海だったのだ。そこだけ時間の流れが違うような・・・。

海外にきて、海を見るのははじめてじゃない。けれど、そんなどの海とも違う海だった。夢の、もやのかかった世界
| Yoko | モーリタニア | 22:31 | comments(7) | trackbacks(0) |
ヌアクショットでのおとも

ヌアクショットでちょっぴり寂しいなぁなんて思ったのは一瞬で。すぐにおともを見つけた。安宿の下っ端従業員君の彼。

アラビア語、ひたすら教えてくれて。数字はここで完璧に覚えることになったり(といっても多分もう忘れている・・・)。


ヌアクショットでは海に行く以外はバザールをお散歩するくらいで、結構宿に入り浸っており。私以外、宿泊客がいなかったオーベルジュアミティエはなんだかマイホームのようにくつろげた。
| Yoko | モーリタニア | 20:52 | comments(2) | trackbacks(0) |
始点へ戻る

ヌアティブをたち、首都のヌアクショットへ戻る。初めに空港で降り立った地だ。着いてすぐ夜行でアタールへ移動したので、ヌアクショットの町自体にはまだ滞在したことはない。けど、ここから日本へ帰る飛行機に乗るからやっぱり’帰ってきてしまった’と思わずにはいられない。


大きなマーケットには男性の衣装のブブーがひらひらとたなびいていて。

はじめてみるヌアクショットの町。他の国の首都とはもちろん比べ物にならないほど質素なものなんだけど、今までの旅を振り返るととても都会で。ひっきりなしに車が通るのにも驚いた。


ヌアクショットに来てすぐは、その町の大きさ(といっても実際は砂につつまれた小さな町なだけど・・・)と、あと数日で帰るんだという気持ちがかさなって。

少ししょぼんと悲しくなった。
| Yoko | モーリタニア | 22:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
素朴な日常

みなで一つの皿を囲んで飯を食う。
この食べ方、とても好き。もちろん手で食べたい。
一緒に食事をするというだけでもなんだか距離が縮まったような気がするけど、こうやって一つのお皿を一緒に食べると、なんだかもっと近づける気がするというか、ホッとするというか。


フランス先生は甥っ子に九九の掛け算を教える。とても興味深かったのが、普通の会話はもちろん公用語のアラビア語なのだけど、九九を教える時はお互い第二外国語のフランス語でしゃべっていた。甥っ子くんくらいの歳になるとみんなほぼ完璧にフランス語はマスターしちゃうらしい。


一生懸命楽しそうに九九をお勉強する姿がとても印象的だった。

ご飯を食べて、一緒にTV見て、お茶飲んで。なんでもない時間が嬉しかった。アタールから一緒になったフランス語先生のおかげで列車の旅も無事に楽しめることができたし、モーリの素朴な家庭も垣間見ることができた。

別れの朝、私が乗り合いタクに乗り込んでさあ出発、というときに彼がコンコンって窓を叩いて、柔らかい笑顔でじゃぁねと手を上げた、その時の顔がずっと心の中に残っている。


ヌアティブって何?と聞かれて思い浮かぶのは海と彼の家での出来事だけ。けれど、そんな旅でいいのだと思う。というか、多分私はそういう旅がしたいのだと思う。

旅はやっぱり出会いだと思うのです。
| Yoko | モーリタニア | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
ヌアティブで見たもの

ヌアティブではアタールから列車の中ずっと一緒だったフランス語先生の家に泊めてもらった。彼のお兄さんの家族のお家。
ヌアティブではそのお家でモーリタニアの人の生活に浸ってまったりしていたのがほとんどで、ヌアティブとはどんな町かと聞かれても答えられない。

そんな中、お家の近所だけ彼らに案内してもらった。
見に行ったのは・・・海。大西洋だ。大西洋は今回が初対面。日本からえらく遠いところまできたものだ。


海にくりだそうとしている少年達。アフリカに来るたびに思うのだけど、彼らの体は全く無駄の無い綺麗な体をしていると思う。


海には鳥がたくさんいて。
さえぎるものが何も無くて。
広くて。

飽きない時間。
| Yoko | モーリタニア | 20:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
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